玄関・廊下
網代の天井とヘリンボーンの床。
古壺と朱の壁紙が、奥へ誘う。
東京、大阪、京都。
もう、あなたは知っている。
では、その次の日本へ。
姫路、城下町。
ひと棟まるごと、あなたのもの。
昭和の浴室タイル、ちゃぶ台、畳。
古さではなく、時間の重なりを、
そのままに。
浴室の壁に、神奈川沖浪裏。
オーナーが、自らの手で。
網代の天井とヘリンボーンの床。
古壺と朱の壁紙が、奥へ誘う。
ひと棟で唯一、南の光が届く部屋。
畳の上に、シーツのセットされた布団が、人数分。
お湯を沸かして、お茶を一杯。
昭和の茶器とお菓子が、待っている。
「たばこ」「郵便切手類」。
壁の昭和看板に、子ども心が騒ぐ。
モザイクタイルの湯舟と、石庭と、神奈川沖浪裏。
日本の銭湯のように、一日の終わりに。
「清潔整頓」のレトロ看板の下に、
温水洗浄と、洗濯乾燥機と、長旅のためのすべて。
おもてなしの、ひとつひとつ。
昭和の茶器、行灯、看板、ちゃぶ台。
手にとって、見て、触れて。
朝はベーカリー、昼は城下町うどん、夜は地元居酒屋。姫路の食を、歩いて巡る。
姫路城まで12分。商店街まで5分。観光地ではなく、人の暮らす城下町を、歩く。
モザイクタイルと壁画と石庭の、ひと棟貸しの湯。一日の終わりに、深く浸かる。
日本で最初の世界文化遺産。
白鷺城の名で愛される、姫路城へ。
朝、人がまだ少ない時間に。
あるいは夕、ライトアップに照らされて。
観光地のレストランではなく、
地元の人が通う、城下町の店たちへ。
城下町の朝は、地元のパンと、煎れたてのコーヒーから。
地元の人と肩を並べて、播州の地酒で乾杯。姫路おでんも。
徒歩5分、城下町の商店街。地元のお菓子と、お土産と。
あえて、テレビはありません。
ちゃぶ台を囲む、昭和の夜を。
あえて、キッチンはありません。
食を巡ることも、この旅の楽しみのひとつ。
シーツは布団にセッティング済み。
タオルと寝具は、人数分ご用意しています。
姫路城下町 巡 MEGURU